オカメインコの場合、大人の子でも根気よく時間と愛情をかけてあげると馴れます。雛の頃挿餌をしていれば、刷り込みされていて、人間を親だと思っているからです。
1、羽を切るのはオカメインコクラスだとあまり賛成できません。(鳥さんの性格が飛べない事によりいじけてしまうかも)ただクリップ(羽切り)して売られていたりする場合もあるでしょうし、個人的な考えもあると思います。
2、とりあえず、お迎えしてから1週間位は新しい環境に慣れる為にもゆっくりと休ませてあげましょう。
3、最初はカゴ越しに声(名前を呼ぶ等)をかけてあげましょう。(その時、カゴの傍で鳥をびっくりさせるような動作や、大声を出すのは控えましょう。)
4、馴れてくると飼い主がカゴの傍に来ても恐がらなくなります。むしろカゴに貼り付いて来たりします。(インコは好奇心が強いので)
5、カゴ越しに大好物の食べ物をあげます。(ヒマワリの種とか)おいしい物をくれる人間の手を恐がらなくなります。(食べ物、釣り釣り作戦)※注:人間の食べ物は与えないでください。
6、人間の手を恐がらなくなったら、カゴ越しに頭やほっぺを撫でてあげましょう。(気持ちが良い事が分かれば、撫でさせてくれるかも・・・。)
7、カゴに手を入れて逃げなくなれば、もう一息。手に乗ってくれる日も近いでしょう。インコの胸の辺りに手や指をそっと押し付けると足を掛けて来ます。
8、手に乗るようになってきたら、カゴの外へ出してみましょう。最初は待っていました、とばかりに飛び回るかもしれません。思いっきり飛ばせてあげたら満足すると思いますので、手に乗せてあげましょう。(ドアや窓をキチンと閉め放鳥に注意しましょう)
♪次は既に手乗りの子を飼っていらっしゃる方♪
1、すでに手乗りの子をお飼いになっていて、お嫁さん(お婿さん)が荒鳥だった場合、手乗りの子に協力してもらう方法です。荒鳥の子のカゴの前で、手乗りの子を撫でたり、食べ物をあげたり、遊んであげます。(この人間は恐くないよ〜作戦)
2、もし、荒鳥の子が手乗りの子をものすご〜く熱愛していた場合、手乗りの子を手や肩に乗せておきます。そして荒鳥の子が手乗りの子に釣られて、手や肩に乗ってくれば成功。(愛しのハニーはココにいるゾ作戦)
この方法はあくまで個人的なモノなので、必ずこれで馴れるとは限りません。かわいい小鳥さんとお友達になりたい方はこの方法も選択肢の1つとして試して戴けたらうれしいです。
最後に以外と手が嫌いな荒鳥さんが多いような気がします。肩だと乗るけれど・・・とか。もしかすると手で何か嫌な思いとかして「トラウマ」になっているのかもしれませんね。あと♂より♀の方が馴れ易い気がします。手乗りの子でも♂が大人になってくると反抗期になる子がいますよね。とりあえず、噛まれたら嫌だと言う事を分かって貰いましょう。私もまだまだ勉強中なので、他に良い方法やこの個所は間違っている等ありましたら教えて下さいね。