大型1種自動車免許取得記

取得動機

いろいろあって退職したのを機に、以前から欲しかったっていうのと、再就職は車を使う仕事がいいなと思っていたため。

教習所選び

教習所の選択はあっさりと決まりました。というのは大型自動車の教習はどこの教習所でもやっている訳ではないし、大型自動車教習をやっている教習所の中から通学可能なところって限られてしまう。っていうか、自動二輪免許と普通自動車免許取得のために通った教習所が大型自動車教習を行なっていたのです。その頃は高校生で、実家から通ったのけれど今の自宅からも同じような距離だし、料金的にも若干安かったので同じ所に決めました。ちなみに東京都府中運転免許試験所の隣です。

入校手続き

早速、スパちに乗ってれっつらゴー。駐車場あるって聞いてたけど所内コースを通らないと駐車場に行けないとは。自分の車で教習所のコース走るって不思議な感覚。で車を駐車して受付にて入校手続き。前に通っていたので、写真代サービスと教習料金割引だそうな。良かった良かった。技能教習始めるには適性検査なるものを受けなければならないので、時間割見ると4日後の午後5時50分か。ついでに技能教習を5日後の朝一に2時間連続で予約。でも通ってた12、3年前と雰囲気変わんないなあ。

適性検査

 きょうはセロっちにて出動。検査開始時間まで余裕があったので、機械のカードリーダーにカードを入れ教習簿を取り、待合室にて一服。ついでに次の分の教習予約も所内パソコンでと。周りは学生っぽい人ばかりで、なんか場違いな感じが・・・。開始時間近くなったので2階に行き教室に入り、教官を待つ。想像してたより生徒さん少ないなあと思っていると優しそうな教官先生の登場。「試験ではないので・・・。」とおっしゃいますが緊張、緊張。検査用紙が配られ一通り説明を聞き、いざ開始。内容は、左右の図形の組み合せの正誤や引き算の計算、三角を時間内にどれだけ多く書けるか、自分の事に対する設問に「はい・?・いいえ」のどれかに○を即座に書いていく・・・等々。いや〜疲れました。時間内にどれだけ書けるか関連の質問は腕痛くなるし(歳か?)、まさか計算問題でるとは・・・(T_T)。単純な引き算なんですけどねぇ。普段、計算なんてやんないし、現役学生さん達はいいなぁ(頭悪いの棚上げ)。
明日はいよいよ技能教習の1回目だっ。

技能教習(第1段階・8時限)

 きょうは初の教習でした。初日から雨(T_T)。1時限目はちょっと年配の教官先生。いや〜でかいでかい。まず助士席に乗って何周か所内をまわり、カーブでの後輪と縁石の間隔をミラーで教えてくれた。いよいよ交代の時間です。
車高が高いので車の下に人がいないか確認し運転席に乗り込む。運転席の雰囲気は乗用車と変わらないけど、助士席が遠い。ハンドルも角度が寝ていて径が大きい。「普段、なに乗ってる?」と教官先生。「・・・オートマの乗用車です。」と答えると、「ははは・・・。」と言われ、「ははは・・・。」と返す(以前の所有車はマニュアル車に5年間のってました。と言いたかったけどここは1から聞いとこう)。
ありゃ?ギアの配置が違う。ふつうはバックは右下ですが、教習車の日野(レンジャー?)は左下。

こんなんなってますぅ

1 3 5
R 2 4 6

気を取り直しいざ発進。大型は2速発進です。ちなみに愛車セロっちも2速発進です(関係ない!)。スムースに発進、3速にシフトアップ。直線コースの真ん中から発車したので、4速に上げる間もなくカーブ接近、ブレーキ・・・。ドドドッ、ガクガク、ピーッ(エンスト警報音)、プシュー(エアブレーキの音)・・・。あわててブレーキやめたんでエンジン自然に復活。m(__)m

恐るべしエアブレーキ!
超強力。初操車早々に急制動を体験してしまう。いや1時限目はブレーキの度に、急制動の嵐だった。後はしばらく周回コースをグールグル。しかもギアチェンジ無しで。
教官「じゃ、次そこ曲がってS字ね。」 私「・・・はいっ。(って1時限目からかいっ)」 教官「次のとこ曲がってクランク。」 私「はい・・・。」 教官「そこ曲がって、坂道いってみよっか。」 私「はいっ(T_T)。」
正直、S字とクランクは左右のミラー睨めっこして調子よくクリア。でも曲がってる最中は運転席から前見ると、道からはみ出してるように見えます。
坂道発進はちょっと恐かった(坂が急勾配なのとサイドブレーキが半端だと車体が重くて下がる)けど、マニュアルのAZ−3で毎日通勤(坂道あり)してたから・・・。あ、坂道発進は1速です。頂上は徐行しながら2速にアップし、下りはエンブレ効かせながらおりる。下ってすぐ信号だからせわしないって言うか、赤だったりするとエンスト寸前。下りはクラッチ切っちゃいけないから・・・(わかっていただけます?)。
教官「どんどん失敗して下さい。そしたら上手くなりますよ。」

2時限目は少し若い教官。来るなり「2回目だから運転席にどうぞ。」ごもっとも。この時間は1時限目の内容の繰り返しと踏切をやりました。踏切は停止線で停車して運転席の窓を下げてから、左右の安全確認して発車。通過するまでギアチェンジ厳禁です。坂道発進はちょっと後退しちゃった(^^ゞ。相変わらず、停車寸前はカックンブレーキ・・・。
本日の教習終了。2時間でエンスト1回、脱輪1回、接輪1回・・・これってどうなんだろうか。
教官「けっこう乗れてます。この調子で続けていきましょう。」 私「ありがとうございます。がんばります。」はあ〜、疲れた。
帰りのスパちは感覚が変で妙に緊張した。次は3日後です。


 きょうは教習2日目、第1段階の3時限目と4時限目の連続です。
まずは3時限目ですが、教官は初日2時限目と同じ方でした。教習内容は初日の続きに方向転換が加わりました。
3日振りなので始めはブレーキがかっくんかっくんでしたが、そのうち慣れ始めたころに突然「そこ左に入って行って、方向転換。」と指示。そうです、初の大型車での後退です(汗)。1回目は右バックの転換。指示どうりにハンドル動かすと、すんなり成功。左折で脱出し、コースを1周してきて今度は左バックの転換。今度は指示無し。要はさっきと反対のことやればいいんだけど、後輪がミラーに映ってない!もう正直、勘と五感のフル動員。あらら、うまくいっちゃった。
終わりにお褒めの言葉と「あとはメリハリですね。」

さ、恐怖(個人的に)の4時限目。
お初の教官。若そうだけど物言いがストレート。教習内容は3時限目の続きだけど、チェックが厳しい(もちろんいい意味で)。S字とクランクのバック走行なんてのもやりました(汗)。これが難しいのなんの。S字のバックなんて何回やってもできず、「学習能力ないなあ(笑)。」とまで言われうまくいきかけた時に、後ろのS字入り口から別の大型が進入してきて「ゲームオーバー」の一言。3時限目までの変な自信はもろくも崩れ去りました。でもクランクのバックは「S字のバックより難しいよ。」といわれましたが、一発OK!あとは切り返しをやりました。きょうはボロボロでした。右折先の垣根に左ミラー突っ込んだんで補助ブレーキど〜んと踏まれたし・・・。縁石も2回乗り上げた・・・ははは。
こんなんで大丈夫か?次は明日の朝一・・・。

 きょうも2時間連続。第1段階の5時限目と6時限目です。
いや〜、昨日の厳しい教官に感謝感謝の1日でした。きょうの2時間ともお初の教官でしたが、教習内容は昨日と引き続き同じですが、バックは無かったです。5時限目の教官は気さくな方で、お話を伺ううちになんとお子さんがうちの娘1号と同じ幼稚園で同い年という事が判明!・・・他にも会話が弾みましたが(もちろん指導も)、余裕が出てきた証拠でしょうか。最後に「これなら仮免も大丈夫でしょう。」とのお言葉。注意点は左折時巻き込み確認の徹底と大回りに注意、でした。
6時限目はちょっと若い(同世代?)教官。厳しい人かなと思い、いままでの注意点(特に昨日!?)を完璧に実行(したつもり)。・・・すると「いつもトラック乗ってる?」「いえ、全く。」「覚えるの早いね。」おぉ、お褒めの言葉。この一言で気合が入ります。
時間切れで指示された位置に車を止め、停車措置。今回の注意点は・・・。「え〜、言う事はなにもありません。」「?・・・あ、有難う御座いました!」
きょうの反省はぎりぎりの接輪が一回と坂道でちょっと下がったかな。
次は明後日の朝一。この調子でがんばろう。

 きょうは第7時限目、朝一の1時間だけです。お初の教官。きょうは初めて、正規の発着点からのスタートでした。内容は今までの習熟運転といったところでしょうか。S字・クランク・坂道発進・発着点への停車、発車をそれぞれ2回づつ行ないました。反省点は交差点の先に余地が自車の2/3くらいしかなかったのに進入しちゃった事です。それ以外の失敗は、無しです。
次は明日の朝一、第1段階の最後「みきわめ」です。

 きょうは第1段階の最終項目、第8時限目いわゆる「みきわめ」でした。お初の年配教官(失礼)で、教習内容は項目名の通り今まで習った事の総ざらいで、昨日とほぼ同じことをやりました。
結果的には「みきわめ」をいただきました。でも昨日と似たような失敗をしてしまいました。今度は、交差点を左折する時に左折先の対向車線で信号待ちしているバイクがいるのに、左折を始めて(交差点進入)しまったのです。補助ブレーキはかけられませんでしたが、「バイクがいるから止まって。」といわれた時点で進入していたため、左右方向の(バイクに対する)信号が青になってバイクが発進してから、「赤だけど交差点に入っちゃってるから曲がっちゃって。」といわれ左折しました。
きょうはこの一点だけが、実質的な「教習」となりました。
最後に「これなら仮免大丈夫だから、早目に申し込んで試験受けちゃってね。」と言われ、無事に(?)第1段階終了となりました。

ここまでで気が付いた事なんですが、
朝一の教習だとブレーキがすごく扱いづらいことがわかりました。教官の仰るにはブレーキドラムが暖まっていないからだそうで、事実何周かコースを回っているうちに、カックンブレーキだったのがじわりと効くようになってきます。
次はいよいよ仮免検定です。火・木・土が検定日で明日が定員終了なので、4日後の火曜日に申し込みました。交差点に注意してがんばろう。

修了(仮免)検定

本日は仮免検定でした。午後2時半に検定待合室集合となっていたので、10分前に教習所に到着して、まず一服。で、コースの真ん中にある待合室に行くと既に3人の検定予定者がいらっしゃる。今回は4人中1人が卒検で、私を含む3人が仮免検定です。5分ほど待つと試験官が来てコースの説明。トラックは2台なので2人づつに分かれて試験なのですが、なんと私は試験の順番が1番(まあ2人なのでどちらかが先なんですが・・・)でした。更に、順番が次の人と試験が終わった人はトラックの荷台に乗るように、との事。

さあ試験です。最後の教習から4日たっていたので、感覚がにぶっていないか不安と緊張が襲ってきます。待合室を出ると発着所にトラックが横付けされていて、試験官が「じゃあ、試験をはじめます。」と言い、試験開始です。
乗車から降車まで採点されるのでトラックの下と後方を確認して、ドアを開け乗車します。
試験官に挨拶してシートベルトをしてミラーとシートを合わせます。エンジンをかけ後方確認(目視とミラー)、方向指示器を右に出し発車。発車後すぐに外周に出るので右折。
半周してすぐの直線で早速、課題の指定速度35キロメートル(40キロかと思ってた)。直線が短いのでメーター見る余裕が・・・思わずタコメータを見てしまうが、視界の隅にスピードメータの針が37、8を指していたのでポンピングブレーキ。で1周した先を右折して坂道発進。
坂の半ばの停止位置で停まり、サイドブレーキを引く。ギアを1速に入れ左右確認して発車。後輪まで頂上にきた時に2速にシフトアップ、エンジンブレーキを効かせながら坂を下り、交差点を直進して突き当たりを外周へ出るため一時停止し左折。1周して左折で出てきたところにまた左折で入りますが、半周くらいのところで障害物を避けます(対向車がいたため一時停止)。
で左折し交差点を直進、坂道の下り側ふもとにあるS字入り口に左折。ゆっくり無事通過。出口が外周につながってるため右折で出る。
3/4周したところを右折、坂道発進コースの上り側ふもとを横切り、クランクコースに進入。ここもゆっくり無事通過。クランク出口が指定速度直線につながっているので右折。
30メートルくらい先の踏切コースに右折、踏切で一時停止して窓を開け・・・と思ったら既に開いていた。(^^ゞ スイッチ押して開ける動作をして音を聞く(フリ)。左右確認してギアチェンジせずに通過して坂道の下り側から続く優先道路を横切ると最後、発着点は目の前です。
優先道路を徐行、安全確認して横切り方向指示器を左に出し、左に寄せて指定されたポールに合わせ停車。サイドブレーキをかけてエンジン停止。ギアを1速に入れて試験官に一礼。後方確認(ここで試験官が「よし!」と言ったのでここまでが採点対象?)してドアを開け、降車。はぁ試験終了です。

次の順番の人と交代し私はトラックの荷台に乗り込む(よじ登る?)。次の人は問題なく走れたみたいです。思ったのですが2番目だとしても荷台だとあまり参考にできないです。荷台の左右から頭出すとミラーに写るしね。

いよいよ次の人も終わり、その場で試験結果の発表です。結果は合格でした。でもS字入り口進入時に左後輪が接輪したのと、最後の発着点への寄せが足りないとの事でした。う〜ん接輪したつもりなかったのになあ。でもまあ結果オーライというこで・・・。仮免試験は60点以上で合格なのですが、何点だったのかな。

ふう、ひとつの難関クリアです。仮免許証が翌日の3時半以降に出来るそうなので、第2段階の教習は明後日以降になりそうです。

第2段階(路上教習・14時限)

(2時間連続はまとめて書きますm(__)m)

きょうから第2段階、路上教習に突入です。第2段階から1日に3時間教習を受けて良いそうです(但し、連続は2時間まで)。でも1日2時間ペースを続けようっと。
路上デビューの前に運行前点検の説明がありました。各タイヤの点検と各灯具類(ヘッドライト・車側灯・尾灯・ブレーキ灯・ナンバープレート灯・フロントガラス上部の速度表示灯)の点検、オイルレベル、燃料の点検です。
点検が終わると教官の運転で外に出ます。教習車の出入口がいきなり3車線の大通りです。大通りをしばらく走って早速交代します。後方確認をして乗り込み、乗車姿勢を整えエンジンスタート。後方を目視・ミラーで確認し、方向指示器を右に出して発進・・・。ってこの出るタイミングが難しい。前に駐車車両がいるので2車線目にでていかなければならず、さすがに3車線なので車がひっきりなし。もちろんずっとこの場にいるわけにいかないので、すこしづつ動いて流れの切れ目でやっと走行開始。大通りが50キロメートル速度制限なので、4速から5速にシフトアップ。50キロメートルも5速のギアも大型初体験。でも運転席が高い位置にあるので速度感がない(遅く感じる)。でも見通しは抜群に良く、まるで教習所内とは別世界にいるみたい。
途中、片側1車線の道やさっきの3車線の大通りより走りにくい国道20号等を走り、教習所に戻ります。もちろん通りから所内に入る時、歩道があるので一時停止です。2時間目はルートが異なりました。

教習内容的には・・・
1.大型車は車幅があるため
常にミラーを見て車線を踏んでいないかの確認。
2.左折時の2輪や歩行者の巻き込み、右折先(歩行者等)の目視による確認。
3.右左折時に車体後部が張り出すので対向車に注意。
4.3に関連してハンドルは早めに少しづつきり始める(急ハンドルになってしまうため)。
5.右左折時は速度を極力落とし、曲がり終える(車体が真っ直ぐになる)まで加速しない。
6.駐車車両をよける瞬間は車体を真っ直ぐに・・・つまり、よけ始めから元の車線に戻るまでの距離を長くとる。
7.特に大型車は余裕を持って運転する(通れないと思ったら止まる等)。
8.教官いわく「大型がクラクション鳴らされる事なんてまず無いからゆっくりで大丈夫。」・・・7に関連???
9.教官は「ミラーを見れない奴は大型に乗るな。」と習ったそうです。

やっぱり路上は緊張します。そのため、あっという間に時間過ぎてしまいます。あと12時間、次は明日です。

本日は路上教習3・4時限目です。2時間ともそれぞれお初の教官です。ここまで第1段階のお1人以外、2回目の方はいません。(なんかしょ〜もないこと書いてます・・・。)3時限目は年配の先生。教官との交代場所は同じでしたが、ルートは昨日と違い、市内のやや狭い道でした。ご指導以外の会話が一切なかったので、静かな運転室内(^^ゞ。所内に戻り、最後に「乗れてますよ。」とのお言葉を頂戴する。
4時限目はやや若い(同年代?)教官。ルートは昨日と似てるけど、けっこう遠出だった。途中で路上初の坂道発進があったものの無事帰還。今度の教官はバイクが好きみたいで、ご指導以外の会話も・・・。最後に「いいですね。左折も縁石に沿ってて良かったです。」またまたお褒め戴きました。
今回は昨日のこともあり、前方見てないんじゃないか(笑)というほど左右ミラーを確認しました。でも教習車だから先に行きたいのは解るけど、大型ダンプの幅寄せは恐かった・・・。

1.右折や直進の通行区分帯に無理に合わせない(直進時たまたま普通車サイズだったので、自分のいる右側合わせようとしたら左側の街路樹にあたりそうになり、「あたっちゃうよ。はみでてもいいんだよ。」と言われる。ごもっともです。普段の車の感覚ですね・・・。)
2.駐車車両が間隔おいてある時(間隔にもよる)はいちいち元に戻らずそのまま行って戻る。(普通車路上の時も言われたような・・・。)
3.40キロメートル制限の道でも積極的に高いギア(5速)を使う。(なぜか5速にあげるのに、一瞬変な勇気がいる・・・。)

天狗にならずこのままの調子でいこうっと。次は明日の朝一の1時間だけ。

きょうは1時間だけ受けてきました。見覚えのある教官だなと思ったら、第1段階のみきわめを戴いた教官でした。初めての人にあたる法則が崩れた(^^ゞ。年輩の方ですが話しやすい人でした。それにしても今日通った道は緊張した。センターラインのある片側1車線ではあるものの、道路自体狭いのに加え電柱が異様に車線側にはみ出して立っている。おまけにバス路線!普段スパシオで通ってても大型車が来れば電柱と電柱の間で避けなくてはならない道。教官もここでは特に熱がはいってました(失礼!)。・・・でも相手の大型車は待って譲ってくれます。こっち側に電柱があるので反対車線に大きくはみ出して電柱を避けて進みます。小○急バスの運転士さんにいたってはパッシングで合図して待ってくれています。教官は「車体真っ直ぐにして、左側に寄せて!」。言われたとおりにすると暫らくバスとお見合い(睨み合い?)状態の後、すいーっとバスはこちらをかわしていきました。さすが2種免、プロ!

1.狭い道は対向車が乗用車で、間隔の安全が確認できればどんどん行ってよい。そうしないといつまでたっても、前に進めない。
2.公共の乗り物であるバスは最優先で行かせる。
3.2車線以上の道路走行中に右左折する時は、早めに車線変更する(路上出て以来言われてる・・・。)

次は明後日の2時間連続です。

きょうは午後から2時間連続です。教官は1人目が第1段階で2回教わった人(今回で3回目)で、2人目がうちの娘1号と同じ幼稚園に通うお子さんがいらっしゃる、今回で2回目の人。
内容はというと、毎回そうなんですが各時限の教習項目はあるものの、その項目課題を含めて今までに習った内容(コースは路上)の総合教習です。そういえば路上の初日以外、所内に戻ってくるとクランク・坂道発進、時間があるとS字コースを必ずやります。
今回は特に問題なく、「安心して横に乗ってられた。」そうです。(^。^)

1.道路上の菱形の横断歩道あり表示のところで横断歩道に人が待っていたら止まって歩行者を渡らす。・・・と、教官が言い終わらないうちに歩行者が横断歩道(信号機なし)で待っていた。教官「そう、このパターンですね。」当然、実行するも対向車はなかなか止まってくれませんねぇ。5台集団で来たうちの最後の1台が止まってくれました。普段の自分をかえりみて・・・反省。
2.広い視野で運転を心がける。

次は明日の朝一の1時間と、夕方2時間連続の計3時間です。

きょうは前述の通り3時間、路上の8〜10時限目の教習を受けました。教官は8・9時限目が2回目の人(1人は第1段階4時限目の恐怖の先生m(__)m )で10時限目は初めての人。
8時限目は前回までの続き的内容で路上2回目の踏切通過がありました。
9時限目は路上での駐車で、いつもどおり路上を走行中に指示された場所で、路肩に寄せて駐車します。最初は指示されますが、次からは「信号を右折したら好きなところに駐車して。」といった感じです。もちろん駐停車禁止場所には停められません。突っ込みの激しい先生でまたもや自信喪失しそうでしたが、なんとか踏ん張り、帰り道には雑談出来るようになりました(^^ゞ。
路上10時限目は方向転換と縦列駐車で、路上には一切出ずに所内での教習です。方向転換はトラック1台分の長さの袋小路にバックで90度曲がりながら入り、車の最前部まで入ったら反対に90度曲がりながら再び元来た方向に戻るというものです。右折バックと左折バックを各3回行ない、はじめの2回はその場で指示された通りに操車し、3回目は教官の指示なしでやります。縦列駐車は、直線コースの左側に直線と並行に凹んだ、長さトラック約1.5倍・幅がトラックの車幅ちょうどくらいのスペース(文章だと表現むつかしい・・・)にバックで入り横付け駐車するものです。これも方向転換と同じく3回やりました。まあ所内なのでハンドルを切るタイミングの目安(ポール何本目や縁石から何メートル、ハンドル何回転)があるので、不安に思っていた程ではなかったです。卒検では、方向転換の右バック・左バック・縦列駐車の3つのうち1つを行なうそうです。

1.道路の左に寄せて駐車する際、寄せる前に左後方の安全確認(巻き込み)。
2.右左折時、曲がる反対側後方のオーバーハング(後輪よりうしろ側の車体部分)の張り出し(尻振り)に注意する。例えば左折時ならハンドルを左に切る前に右側後方をミラーで見る。
3.道路左側から発車する際、ハンドルを右に切りすぎると左側後方のオーバーハングが張り出してガードレールに接触する(2に関連)。

次は明日の朝一と午後の計2時間。

きょうは計2時間、路上の11時限目と12時限目の教習です。
11時限目は自主経路走行というのを行ないました。まず50分の教習時間の前半を、通常どおり「2つ目の信号を右折ね。」といった感じで指示された道を走行します。後半ですが途中の広い道で駐車するよう指示されます。教官が車に積んである道路地図を広げ、互いに離れた2ヶ所の交差点にしるしをつけて、「2つの交差点を通って所内に戻ってください。」と言われます。2ヶ所とも駐車した地点から離れた場所ですが、そのうち1ヶ所の交差点(T字路でしたが)は教習所に近いのでそこを最後に通ることになります。本来、指示された地点を通るための途中経路は自分で決めるのでしょう。でも、ざっと「こんな感じで・・・。」と地図上を指でなぞってくれました。「途中で道がわからなくなったら、駐車して地図を見て構いません。でも停められる道はあんまり無いので・・・。」と説明されましたが、幸いにこの近辺の道は知っているので、途中で地図を見ることも迷う事も無く所内に帰還しました。
12時限目は観察教習といって、丸々50分間助手席に乗車して教官の運転を見る、というものでした。途中、右左折では「この場合にはどこを見る?」、歩行者や自転車の横を通過するとき「この場合は何について注意する?」といった感じで質問や説明をされます。途中、直進は大型貨物自動車と大型乗用自動車通行止めの(組合せ)標識があり、左折しかできないT字路で「この標識では3種類通れないんだけど何が通れない?」「何人乗り以上が大型乗用自動車?」なんて質問をされ四苦八苦しました。(大型特殊も含むのだけど解らなかった。11人乗り以上は答えられた(^^ゞ )

1.少しでも車線をまたぐ必要があるときは方向指示器で合図をする。
2.たとえ広い道でも大型車通行止めの場合がある。

次は明日の午前中2時間連続。規定ではこれでラストですが・・・。

きょうは11時限目と最後12時限目のみきわめです。結果から言うとみきわめをもらい、規定内に教習を終えることができたのですが、最後にきて不安材料が・・・。
11時限目は<危険を予測した運転>という項目だけあって、走行ルートは隣の市内の繁華街近くまで行きました。もう路駐だらけで、直線なのに避ける為に右行ったり左行ったりです。最悪なのは方向指示器を右に出して右折レーンに入りかけているのにその右側から追い越していかれて驚いた!遅い教習車とはいえ、長い大型車を交差点直前で追い越すとは。赤い三菱エクリプスめ(←反撃)。その影響なのかしばらくして路駐をよける際、4速から3速に減速!と思ったら1速に入れようとしてしまいおもいきりギア鳴り!しかも3速だと思い込んでるからなおも入れようとしてギア鳴り!・・・教官「この速度で1速なんて入れたら壊れちゃうよっ!」・・・反省。
12時限目、いよいよ<教習効果のみきわめ>です。時間の前半は路上、後半は所内にてメイン課題のS字・クランク・方向転換・縦列駐車・坂道発進の各コースをやりました。ところが坂道発進コースでミスを・・・。発進は楽々できるのですが、頂上で2速に入らない!そのまま坂を下ってしまいました。エンブレ無しで。この時のショックか、2回目もなかなか入らずに悪戦苦闘してたら頂上で停車寸前。方向転換と縦列駐車は特に問題なかったです。個人的には縦列のほうが目安になるものが多くて好きなんですが。

さ、次は5日後の卒業検定。頂上にきをつけようっと。

卒業検定

とうとうやってきました、卒検です。仮免の時と同じ時間に集合場所に向かうと、今回は自分を含め卒検受験者が3人、仮免受験者が2人でした。例によって大型車は2台なので、この3人と2人にわかれて試験です。試験官は仮免時と同じ方でした。
またまた試験順は1番です。前述の通り、卒検には方向転換の右バック・左バック・縦列の3つのうち1つが課題に加わります。きょうは方向転換の右バックでした。
途中、方向転換以外の試験コースは仮免と同じみたいでした。助手席の試験官から随時コースの指示があるので、コースを覚える必要はなし。最初の課題は指定速度で、さすがに路上で慣れているせいか楽々。でも坂道発進を前にして緊張のためか足が微妙に震える・・・。
次は、坂道発進。みきわめの時に不安になった発進後の2速チェンジはなぜかすんなり。同じ1号車なのに・・・。あの日は朝から体調良くなかったからかな。
次のクランクとS字も問題なくクリア。不安課題がなくなったので幾分、気持ちが楽になり安全確認を完璧(?)に行ない試験コースを消化していく。
いよいよ卒検課題の方向転換です。試験官の指示で本コースからはずれ、方向転換の場所にに到着。実は第2段階の教習中、1回うまくいかなかったのですが、教官から「1回のハンドル操作でバックしないで、調整しながら後退すればいい。」と言われました。試験中も同じような状況になったのですが、このお言葉どおりハンドルを微調整。そうしたら見事、切り返しなしで成功しました。来た道を反対に戻り、本コースに復帰。次は踏切です。
踏切コースに入ると、その先の優先道路のまたその先にゴールの発着点が見えます。踏切は停止線で停止して窓開けて左右の安全確認、通過中ギアチェンジなしを守れば難しい事はありません。
発着点に戻ってきました。仮免の時に「寄せがもう少し」と言われていたので、左ミラーを見ながらギリギリまで左に寄せ、指示されたポールに車体前面を合わせ停車。停車措置をして試験官に挨拶。後方確認してドアを開けて降車し、ここで試験終了です。
・・・で結果ですが、無事合格でした。試験官からの講評も問題なく、安全確認もよくできていたとのこと。卒検受験者全員が合格となりました。このあと待合室で30分くらい待った後、3人とも2階へ集合し試験場での手続き方法やアンケートを書くなどした後、卒業証書を受け取りました。これで1ヶ月間の教習所通いも終わりです。あとは、試験場に行くだけです。うぷぷ。


運転免許試験場

というわけで、無事に大型自動車免許を取得できました。教習所で「試験場は午後2時ごろが空いてるよ。」と言われていたので、2時半に到着。証紙を買って申請用紙に貼り、視力検査に行く。機械を覗いて「右!左!・・・」とやってると「はい。終わり。」・・・深視力は?と思って「え?」って顔してると、「ああ大型ね。」また覗いて「右!左!・・・」ってまだやるの?
「次、奥行きね。」いや〜試験場の深視力検査の機械はわかりづらかった。でも無事通過して教習所卒業者の窓口に行く。ここで何故かさっき貼った証紙の金額が違うと指摘される。あれ?教習所から貰った説明用紙(料金表に○印までついてる)通りだったのに。そこで50円返され、次は写真撮影に行き撮影終了後、新免許の引換券を貰い別館の引換え所に向かう。偶然、通路の途中で卒検の時に一緒だった人(女性)が向こうから来て新しい免許証を見せてくれました。まだ引換え時間まで40分くらいあったので、2輪コースの試験を眺める。真剣に見てたら時間過ぎてたので、別館に入り新しい免許証を受け取りました。

(誕生日間近かだったので実質4年分しかない・・・。)

もどる